日本人投資家のためのロンドン不動産購入ガイド

ロンドンは、世界の中でも特に信頼性の高い住宅不動産市場の一つとして評価されています。日本人投資家の皆様にとっては、

ロンドンのアパート
  • 長期的に安定した法制度
  • 堅調な賃貸需要
  • 透明性の高い所有権構造
  • 国際的なテナント層

といった特長を兼ね備えており、市況の変動局面においても安定した賃貸収入が期待できる点が大きな魅力です。

本ガイドは、ロンドン不動産の購入をご検討中の日本人のお客様のために作成しました。

海外資産としてポートフォリオを多様化したい富裕層の方、お子様の留学に合わせて住居取得をお考えの親御様、あるいは社宅として物件をお探しの法人様など、さまざまな目的に対応できる実務的な内容となっています。

なぜロンドン不動産が日本人投資家に選ばれるのか

ロンドンの魅力は、短期的な投機ではなく、確かな基盤に支えられている点にあります。

英国では不動産の所有権が法律により明確に保護されており、契約は法的拘束力を持って確実に執行されます。また、海外投資家による不動産購入に制限がないことも大きな特徴です。

賃貸需要は一年を通して安定しており、

  • グローバル企業
  • 金融機関
  • 大学・教育機関
  • 海外からの高度人材

などによって支えられています。

特に、利便性の高い立地にある広さのある1ベッドルームおよび2ベッドルームの物件は、安定したテナント需要が見込めます。

長期保有を前提とする日本人投資家にとって、ロンドン不動産は資産価値の保全と安定収益の両立を目指せる投資対象として位置付けられています。

ロンドンにおける不動産の所有形態

ロンドンにおける不動産の所有形態

ロンドンのマンションの多くはリースホールド形式で販売されています。

これは英国で長年確立されている所有形態で、通常125年〜999年の期間にわたり居住・賃貸の権利が法的に認められます。

建物の維持管理費用はサービスチャージとして支払われ、以下の内容が含まれます:

  • 建物保険
  • 共用部の清掃・修繕
  • 管理費
  • 共用施設の維持

一部の旧リースでは、グラウンドレント(地代)が設定されている場合もあります。

一戸建てはフリーホールドが一般的で、土地と建物を完全に所有しますが、立地・賃貸需要・管理のしやすさの観点から、海外投資家にはアパートメントが選ばれる傾向にあります。

日本からロンドン不動産を購入する流れ

ロンドンの不動産
  • 資金計画

購入予算と資金調達方法を明確にします。多くの日本人投資家は、海外資産や預金を活用されるほか、ローンの利用も含めて総合的に資金計画を立てます。近年では、日本の金融機関による海外不動産向けローンを利用してロンドン不動産を購入されるケースも増えています。

  • 住宅ローン

ロンドン不動産の購入にあたっては、英国の金融機関によるモーゲージに加え、日本の金融機関が提供する海外不動産ローンをご利用いただくことも可能です。お客様の居住地、収入通貨、資産背景、購入目的などに応じて、最適な資金調達方法を選択することが重要です。

一般的に、ローン審査では主に以下の点が確認されます:

  • ご収入の状況
  • 保有資産の内容
  • クレジットヒストリー

また、オフプラン物件の場合は、物件完成時期に合わせた融資実行スケジュールを踏まえた資金計画が重要となります。

当社では、英国のモーゲージブローカーのご紹介に加え、日本の金融機関による海外不動産ローンのご利用についてもご案内が可能です。

  • 物件選定

ロンドンは32の行政区で構成されており、目的に応じたエリア選定が重要です。

投資・自己使用・併用など、購入目的を明確にしましょう。

  • 内覧

現地内覧のほか、オンライン内覧にも対応可能です。

多くの海外在住のお客様が渡英せずに購入を完了されています。

  • オファー・予約

購入希望価格を提示し、新築物件の場合は予約金を支払います。

  • ソリシター(英国弁護士)

英国の不動産取引はすべてソリシターを通じて行われ、契約書の確認や法的調査を代行します。

  • 契約交換

売買契約が法的に成立し、通常は購入価格の約10%を支払います。

  • 引渡し・所有権移転

残金支払い後、正式に所有権が移転します。

  • 購入時費用・印紙税

英国では不動産取得時にSDLT(印紙税)が課税され、非居住者には追加税率が適用されます。

※詳しい購入手順はステップガイドおよびPDFをご参照ください。

賃貸収入と税金

賃貸収入

英国不動産から得られる賃貸収入は英国で課税対象となりますが、

  • 管理費
  • 修繕費
  • 保険料
  • サービスチャージ

などの必要経費を控除することができます。

日英間には租税条約が締結されているため、英国で納付した税額は外国税額控除により日本側で調整することが可能です。

売却時にはキャピタルゲイン税が課税され、取得費・改装費・売却費用などを控除した利益に対して計算されます。

家具設置・賃貸管理・物件管理

多くの日本人オーナー様はフルマネジメントサービスを選択されています。

Benham and Reeves では

  • テナントニーズに合わせた家具設置
  • プロフェッショナルなマーケティング
  • 賃料回収
  • 修繕対応
  • 法令遵守

まで一括して対応しており、日本にいながら安心して資産運用を行っていただけます。

Benham and Reeves Japan のサポート体制

Japan Desk では、

  • 富裕層投資家
  • 法人のお客様
  • 駐在員・留学生

など、日本人のお客様のニーズに合わせたサポートをご提供しています。

弊社の賃貸サービスならびに物件管理サービスは、スムーズかつ適切な賃貸を実現し、大切な資産をしっかりと管理してまいります。

海外資産としての価値と安定した収益性を兼ね備えたロンドン不動産にご興味をお持ちの方は、ぜひ Benham and Reeves Japan までお問い合わせください。

辻 喜晶(Yoshiaki Tsuji

不動産業界で20年以上の経験を持ち、ARLA Propertymark(英国不動産業界資格)のメンバー。多くの日本人投資家や購入者のロンドン不動産購入をサポートしてきました。日系企業とも積極的に連携し、ロンドンに駐在する社員様の住居ニーズにもお応えしています。

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