ロンドン不動産投資ガイド(2026年版) 日本からの購入にかかる費用と税制のポイント

ロンドンは、安定性と透明性の高い不動産市場として、日本人投資家から高い評価を受けています。

長期的な資産形成、安定した賃貸収入の確保、将来的な居住を見据えた購入先として、多くの方に選ばれています。

ロンドンの不動産

一方で、海外不動産の購入にあたっては、全体の費用構造や税制を正しく理解することが重要です。

本ガイドでは、2026年時点におけるロンドン不動産投資に関する主な購入費用および税金について、日本人投資家の皆様に分かりやすく解説いたします。

ロンドン不動産購入にかかる総費用

ロンドンで不動産を購入する際には、物件価格だけでなく、各種付随費用も考慮する必要があります。主な費用は以下の通りです。

  • 印紙税(Stamp Duty Land Tax / SDLT)
  • 弁護士費用(物件購入手続きに関する法務費用)
  • 物件評価および建物調査費用
  • ローン関連費用(該当する場合)
  • 為替・送金に関する費用
  • 賃貸運用に伴う管理準備費用

より詳細な購入プロセスについては、「海外投資家向けロンドン不動産購入完全ガイド」も併せてご参照ください。

日本人投資家向け:印紙税(SDLT)と購入時の税金

英国の印紙税および不動産税に関する日本人投資家間の議論

イングランドで住宅を購入する際には、印紙税(SDLT)の支払いが必要となります。海外居住者の場合、通常税率に加えて追加課税が適用されます。

2026年時点では、ロンドンの住宅不動産を購入する海外投資家には、物件価格に応じた通常のSDLTに加え、非居住者向け追加税率2%が課されます。

なお、初めて英国で住宅を購入される場合には、一定の条件のもとで軽減措置(First-Time Buyer Relief)が適用される可能性があります。一方で、2件目以降の物件購入には、より高い税率が適用されます。

税率区分や具体的な計算方法については、「日本人投資家向け英国印紙税ガイド」をご参照ください。適切な税務理解は、投資判断において極めて重要です。

2026年版:海外投資家向け英国不動産税制

英国の不動産税

不動産取得時の税金に加え、保有・運用に伴う継続的な税務およびコストについても理解しておく必要があります。

主な税金

  • 所得税(賃貸収入)

英国における賃貸収入は課税対象となり、海外居住家主は「非居住者家主スキーム(NRL制度)」のもとで、HMRC(英国税務当局)への申告が必要です。

2026年時点では、課税対象は総収入ではなく必要経費を差し引いた純利益となり、税率は以下の通りです。

  • 20%(基本税率)
  • 40%(高税率)
  • 45%(追加税率)

詳細については、「非居住者向け英国賃貸所得税ガイド」をご参照ください。

  • キャピタルゲイン税(CGT)

不動産売却時に利益が発生した場合、その差益に対してキャピタルゲイン税が課されます。海外投資家も英国住宅不動産に関する売却益について納税義務があります。

2026年時点の税率は以下の通りです。

  • 18%(基本税率)
  • 24%(高税率)

なお、売却完了後60日以内に申告および納税が必要です。

  • カウンシルタックス(Council Tax)

地方自治体による課税で、通常は入居者(テナント)が負担しますが、空室期間中はオーナーが負担することになります。

その他の維持費用

年間の維持費用は一般的に£2,000〜£10,000程度で、以下が含まれます。

  • 建物維持・修繕費
  • サービスチャージ
  • 賃貸・管理手数料(賃料の約8〜15%)
  • 保険料

ローン(モーゲージ)について

海外居住者が英国でローンを利用する場合、通常25%〜40%の頭金が必要となります。残額については金融機関からの融資が可能です。

金利は一般的に5%〜7%程度が目安となります。

リースホールドとグラウンドレント

ロンドンの多くのアパートは「リースホールド(借地権)」形式で販売されています。所有者はフリーホルダーに対し、年間で£0〜£500程度のグラウンドレントを支払う場合があります。

なお、近年の新築物件では「ペッパーコーン(実質ゼロ)」のグラウンドレントが主流となっています。

これらの費用および税制の理解は、英国における不動産投資戦略を検討する上で非常に重要な要素となります。

Benham and Reeves ジャパンデスクのサポート

海外からロンドン不動産への投資を行う際には、正確で信頼できる情報とサポートが不可欠です。

Benham and Reeves ジャパンデスクでは、日本人投資家の皆様に向けて、以下のサービスをご提供しております。

  • 投資目的に適した物件のご提案
  • 取引費用および税務の分かりやすいご説明
  • 賃貸管理までを含めた一貫したサポート

ロンドン市内21拠点のネットワークを活かし、主要住宅エリアにおける豊富な実績と現地知見に基づいたご提案が可能です。

お問い合わせ・ご相談

日本からロンドン不動産のご購入をご検討の方は、ぜひお気軽にご相談ください。

当社の専門チームが、物件選定から購入、運用まで一貫してサポートいたします。

また、以下のサービスもご利用いただけます:

  • 日本人向けロンドン不動産投資サービスのご案内
  • 日本からの購入サポートの詳細
  • 海外オーナー向け不動産管理サービス
  • 専門コンサルタントへの個別相談
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辻 喜晶(Yoshiaki Tsuji

不動産業界で20年以上の経験を持ち、ARLA Propertymark(英国不動産業界資格)のメンバー。多くの日本人投資家や購入者のロンドン不動産購入をサポートしてきました。日系企業とも積極的に連携し、ロンドンに駐在する社員様の住居ニーズにもお応えしています。

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